埼京線で死にかけた話

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最強線もとい埼京線はその名に違わぬ厳しい世界。

朝のラッシュ時には常にまわりの人たちと体を寄せ合う。

夏は悲惨だ。

おじさん達の汗と熱気で蒸していて、汗だくのおじさんたちと密着する日なんてキツイ汚いキケン。まあ私も汗っかきなので人のことは言えないんですが。

少しでも電車が遅れようものなら恐ろしいことになる。体は圧迫されて身動きひとつ取れず、まっすぐ立てなかったり足の置き場がなかったりする。カバンも潰されて職場で食べようと持っていくお菓子も無残な姿に。最近pomeraという電子機器を持ち歩いてるので画面が割れないか心配でしょうがない。今のところは何とか無事だけど。

降車駅でないところで人々に押し出されて降りてしまうと、人が多すぎて乗れなくなってしまうこともよくある。そんな経験から押されてもできる限りはじっこに寄るだけで降りようとはしない。

他の人もおそらく同じなのだろう。自分が降りるときもなかなかスムーズに降りられない。

しかしあんまり頑張って踏ん張ってると突然殴り蹴られることもあるので埼京線を使うときには注意してほしい(経験談)。




今日もキッカケは知らないが電車が遅延していた。ひとたび遅延すると余計に混雑して荷物挟まりや急病人の発生などによってドンドン混雑はひどくなり遅延は広がっていく。例によって埼京線内はひどい状況であった。

そんななか今日は女性同士で小競り合いをしていた。

女性A:「傘が足に突き刺さってるんですけど。」
女性B:「だって見えないんですよ」
女性A:「だったら一言謝ったらどうなんですか?すみませんって。」

こわい。突き刺さってるって。その後も何やらブツブツと言い、最後は殴りかかってた。

こんなバトルが日々繰り広げられている。それが埼京線。お客様同士のトラブルでの遅延もしょっちゅう。

そんな厳しい戦場の中で私は2度死にかけている。


1回目はまだ埼京線ビギナーだったころ。

あまりに圧迫されたので呼吸ができない状態になった。あれは怖かった。しかしどうにもならない。肺が膨らまないから息が吸えない。大蛇が獲物をしとめるときのやり方。

大蛇は獲物に巻きつき肺が膨らまないようにして窒息死させてから食べるらしい。なので大蛇に出くわしたら巻き付かれないように注意して欲しい。今日の豆知識。

話を戻すと電車内での危険スポットはドア横のスペース。

満員電車

ここにドアの方を向いて座席横の壁や手すりを背にして立っていた。これが危ない。壁に背を押し付けられ胸部・腹部が圧迫される。

生き残るには座席側を向かないといけない。

なんであの場所に立ってる人は座席の方を向いてるんだろうと以前思ったことがあったが、自分が死にかけたときに理解した。死ぬからだ。

おかげで今は大丈夫。もう埼京線も4年目になってベテランになりつつある。

ちなみにこのドア横のポジションは痴漢スポットでもあるらしいので女性はそもそも満員電車の中でここに立たないほうが良い。

周りの人から死角になりやすいからって理由だったはず。




2回目は社会的に死にかけた。と思ってるだけだけど。

ある日座席の前あたりに立っていたら足に何かガシガシ当たっていた。痛い。首を下に向けると背面から女性がヒールで蹴ってきていた。ふくらはぎに当たって痛い。

なんだこれは。痴漢と勘違いされたか?

確かに背中は密着していたが、こんな満員電車の中で触れるなというのが無理な話だ。こんな仕打ちを受けるいわれはない。私は激昂し肘打ちの一つでもやってやろうかと思った。

しかし家族の顔がよぎった。冤罪のニュースは最近でもよく聞くし線路を走って逃げる映像がテレビでもよく流れていた。下手に刺激して「痴漢!」と叫ばれたらアウトだ。しかもこんな暴力的なやつは危険だ。そう思い私は耐えた。

冤罪で示談金をふんだくる事件もよく聞く。アレって許せないけどなかなか罪に問えないらしいね。ひどいもんだ。怖い。

後輩が痴漢の冤罪で捕まって示談金30万円くらい取られたんだが、否認し続けると勾留され続けるから示談したほうが良いよって勧められたらしい。ホントたまらん。

しかし私にとって彼女は暴力女でしかなかったが、そのとき誰かから痴漢被害を受けていてそばにいた私を痴漢だと勘違いしただけなのかもしれない。私から見えなかったように彼女からも背面は見えなかったはずだ。

なんにせよ独り身だったらやり返してたかもしれないが、守るものができると弱くなるもんですね。

最近は痴漢冤罪保険なるものが流行ってるそうな。弁護士を呼べるヘルプサービスがあったりするらしいけど、勾留期間に対して短い場合もあるそうなので加入する際は契約内容をよく調べてください。

目撃者がいてくれれば一番良いんだなー。もし目撃者になったら積極的に協力しようと思う。痴漢でも冤罪でも。

以上!

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