私が毎日楽しみにしているブログがある。それが、ゆあさよさんの「まだロックが好き」。
私が好きな万年筆や革、読書などの趣味系ブログでもないのに、更新されれば必ず読んでいる。twitterで更新通知がないなーと思うとブックマークから覗きにいくほどである。
元々は知り合いでもない、男性(おっさん)の日記だから驚き。可愛い女の子の日記ではないのだ。日記系で読んでいるのはこれしかない。
なぜ、これほど惹かれるのか。
まずは共通点が多いことだろう。
- 歳が近い(おそらく1つ違い)
- 子どもの年齢が同じ
- サラリーマン
- 住んでいるところも割と近い
共通点が多いので、共感できるネタが多い。子どもネタも電車ネタも「わかるわかる」となる。しかも日記だと言っておいて、ちょいちょい人生観を教えてくれたりする。
そして、ゆあさよさんは言葉の天才である。
その表現力で、ただの日常を面白おかしくしてくれる。嫌味もないので、嫌な感じもしない。スゴイ。才能に嫉妬する。そんなふうに書ければネタには困らないだろうなーと思う。しかし、これをご本人に伝えても謙遜される。そんなナイスガイ。
そんなゆあさよさんのブログで、自分の中でここ最近一番のヒットが以下の記事。
▷チョコモナカジャンボよりバニラモナカジャンボのほうがうまい
私はこの記事を読んで自分の愚かさを恥じた。チョコモナカジャンボ派だったからである。
チョコモナカジャンボは小物アイスの中で一番買っている。それくらい好きだが、バニラモナカジャンボはめったに買わない。
そして、私は友達や職場でもスイーツ好きと知られているくらいだ。仕事で飲みに行けば「デザート頼まなくて大丈夫か?」と上司が気にして聞いてくれちゃったりする。
当然ラクトアイスは買わない。もうその旨さを知ってしまっているものは買うけど。ヨーロピアンシュガーコーンは箱アイスの中でも好きな方なので買っちゃう。これは仕方ない。
しかし、アイスクリームかアイスミルクかはあまり気にしていなかった。恥ずかしい。
そして、「チョコモナカジャンボ」と「バニラモナカジャンボ」でバニラアイスが違うなんて全く気づいていなかった。なんてこった。
すぐに「バニラモナカジャンボ」を食べてみたくてたまらなくなり、その日の仕事帰りに買いに行った。(森永はゆあさよさんに広告料払ったほうが良いと思う。)
しかし、その日は安くなかったのでガマンした。自分の中の閾値を下回ってくれないと買わないのだ。
そしてついに今日、スーパーでセールとなったので、仕事を休みスーパーの開店直後に買ってきた。「チョコモナカジャンボ」と「バニラモナカジャンボ」の2つを何故か2つずつ。検証は1度じゃ足りないかもしれないし。
早速食べてみた。比べるためには2つ同時に食べなければならないので、2つとも食べた。両手にアイス。
まずはバニラアイスの部分だけ食べてみた。
!?
確かに、味が全然違う。
「バニラモナカジャンボ」はミルクのコクを感じる。旨い。それに対して、「チョコモナカジャンボ」にはミルクの旨味が感じられない。比べるレベルでもない。完敗である。
その後はバニラアイスがどうとか気にせず全部食べてみた。
やっぱりチョコモナカジャンボのほうが好きだった。
そもそも、なぜモナカアイスが良いのか?
カップアイスじゃだめなのか?全然ダメだ。そのパリパリとした食感を味わいたいからである。アイスクリームもソフトクリームもカップよりコーンが断然良い。その食感が好きなのだ。ただのカップアイスよりもモナカアイスのパリパリ感を楽しみたい。
「チョコモナカジャンボ」のチョコは味のために入れたのではない。パリパリ感を増強するためである。あの薄いチョコを真ん中に差し込むことでモナカのパリパリ感にチョコのパリパリ感が加わって、ものすごい食感が生まれる。気持ち良いほどの。
だから「チョコモナカジャンボ」は味を多少犠牲にしてもパリパリ感を取った。パッケージにも「パリパリッ!」と書いてある。対して、「バニラモナカジャンボ」のパッケージには「バニラがおいしい!」。そう差別化している。
ってことで、ミルク感を楽しみたい人は「バニラモナカジャンボ」、食感を楽しみたい人は「チョコモナカジャンボ」を選べばいいと思う。
それに気づかせてくれたゆあさよさんありがとうございました!














