万年筆使い方

万年筆は手入れなんていらない!?万年筆の手入れ・洗浄まとめ

「万年筆ってちょっと興味あるけど、何となく手入れとかめんどくさいんじゃないの・・・?」って人も多いと思います。自分もそんな中の1人でした。

しかし待ってほしい。これが意外に簡単なんだ。

めんどくさがりで掃除とかも嫌いだけど万年筆に関しては問題なく使えてます。手抜きはしてるかもしれませんが、特に不具合もなく使えてるからまあ大丈夫でしょう。

今回の記事では万年筆のお手入れについてご紹介します。

万年筆は使うことが一番のお手入れ

万年筆

万年筆でいちばん大事なのは使うということです。

毎日のように使い続けてペン先や内部が乾かないようにしていると特に洗浄などしなくてもトラブルが起きにくく快適に使い続けやすくなります。

万年筆内部でインクが乾いてしまうとペン先のつまりの原因になってインクがスムーズに供給されず書き味が悪くなったり、書けなくなったりすることもあります

もしこのように乾いてしまった場合は万年筆を洗浄することになります。

大抵の場合は自分で洗浄すれば済むケースが多いかと思いますが、ヒドいときには素人がやってもきれいにならない場合もあります。そうなると修理に出すことになってお金も手間もかかります。

だから使い続けていることが1番。これさえしていれば他の手入れがグンと減ります。

そうすると手入れといってもインクの補充くらいになるのでラクチンです。万年筆を6年以上使ってきて自分でどうしようもなくなったのは雑誌の付録としてついてきた万年筆くらい。
(これは手入れとか以前にインク入れて翌日くらいに駄目になったりしたのでそもそもが粗悪品だったのではないかと思っています)

ボトルインクからの吸入は難しそうに感じますがやり方が分かればカンタンです。もし面倒であればカートリッジインクを使っていただければ更に楽になります。

 

しばらく使わない万年筆はインクを抜いて洗浄する

万年筆

その万年筆によって乾きやすさが全然違いますが、乾きやすいものだと1~2週間で乾いてしまいます。例えば『カクノ』はかなり乾きやすい方です。

乾いたまま放置すると面倒になるので、長期間使わないときにはインクを抜いて洗浄しましょう

私の場合は乾いている万年筆を見つけたりしたタイミングでインクを入れている万年筆を一通り試し書きしてみて、乾いているものやこれからもあまり使わなさそうだなというものがあればまとめて洗浄しています。

 

長期間乾かない万年筆を使うという手もある

長いものだと数ヶ月や1年以上使っていなくても書き出せる万年筆もあるので、本数が増えてからはそうした万年筆を好んで使うようになりました。

例えばプラチナ万年筆のスリップシール機構が搭載されている万年筆だと1年位使わなくても大丈夫なので、これに対応する万年筆を買うという手もあります。

『#3776センチュリー』を買ってインクを入れたきりでまだ1回もインクを補充してないんですが2年くらい経つのに余裕で使えてます。ホント凄い・・・!!

 

それ以外の万年筆だと、基本的には嵌合式(かんごうしき)といわれるカチッと閉める蛍光ペンやサインペンなどでよくあるタイプはキャップの開け閉めが楽で使い勝手は良いのですが、全般的にネジ式のキャップに比べて乾きやすいです。

逆にネジ式は開け閉めにやや手間がありますが、インクが乾きにくいものが多いですね。使う万年筆が増えた今ではインクを入れている万年筆のほとんどがネジ式になっています。

 

万年筆を洗浄する

万年筆

洗浄が必要なのはこんなとき。

  • インクが乾いてしまったとき
  • なんか調子悪いとき
  • 別のインクに入れ替えたいとき

ずっと使っているとペン先に紙の繊維がつまったりしてフローが悪くなったりすることがあるので、そうしたときには洗ったほうが良いです。特にトラブルなく問題なく使えているのであれば無理に洗わなくても良いと思います

別のインクを使いたくなったときはインクが混ざることで変質したりするのが怖いのでしっかり洗ったほうが良いですね。

洗浄していても完全に取りきることは難しいので、違うものを入れると混ざってしまいます。色が多少変になるだけならまだ良いのですが、ひどいときは万年筆の内部が溶けることもあるそうです。怖いですね。

1度インクを入れたら違うインクはその万年筆には使わないのが1番安心です。とはいえ一生インクを変えられないというのも辛いかと思います。

もしインクを変えたいときはいつも以上に念入りに洗浄するようにしてください。

酸性のインクとアルカリ性のインクを混ぜたときが一番マズイそうなので、インクを変えたいときはphを調べて組み合わせに問題がありそうなときは避けるとより安心です。

 

万年筆の洗浄で用意するもの

洗浄キットが売られていますが、どうしても汚れが落ちないとき以外はなくても大丈夫です。

コップや洗面器など万年筆を水につけておくための入れ物が必要です。100円ショップなんかで適当に買えば良いと思います。

家にあるものでも良いのですが、インクの色が付着してしまう恐れがあるので、染みになっても良いものでなければ専用で用意したほうが良いです。

万年筆の洗浄手順(水洗い)

コンバーターの場合の洗浄手順

水またはぬるま湯をコップに入れて、インクを吸入するときのように水を吸入したり、出したり繰り返します。

このときにコップの水が汚れてきたら水を交換してください。

ある程度キレイになったらコンバーターを万年筆の本体から外して、ペン先をきれいな水を入れたコップの中に半日~一晩つけておき、終わったら乾かします。

水につけるときにはペン先がコップ当たらないように注意してください

ペン先がちょっとおかしくなるだけで書き味が変わったり書けなくなったりしてしまうので。

カートリッジの場合の洗浄手順

カートリッジを万年筆から外し、水道の水またはぬるま湯を万年筆の上(カートリッジが刺さってたところ)にかけます。

しばらく水を流してある程度キレイになったら、上のコンバーターと同じようにしばらくきれいな水につけてから乾かしてください。

 

このときカートリッジも洗うとカートリッジが再利用できます。

100円ショップの化粧品コーナーなんかで売られている注射器でボトルからインクを吸入して空のカートリッジに入れてやればコンバーターに対応していない万年筆でも好きなインクを使えるようになります。

カートリッジで好きなインクを使う方法について詳しくはコチラに書いていますので、もし気になったら読んでみてください。

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水洗いでダメだったとき

インクが頑固にこびりついてしまって水洗いで取れない場合や、顔料インクなどで水洗いでキレイにならないような場合には専用のインククリーナーを使うという手もあります

 

特殊な万年筆のお手入れについて

構造が特殊な万年筆など、扱いに少し注意が必要な万年筆のお手入れについてはコチラに載せていきます。

パイロットのキャップレスの洗浄について

パイロットのキャップレスはその特徴が故に特殊な構造をしています。

そんなキャップレスの洗浄方法について書いていますので、もし気になったら参考にしてみてください。

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ペリカンのスーベレーンシリーズの洗浄で水に浸けるときは注意

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洗浄で水に浸けるときはペン先だけが浸かるようにする必要があります。

万年筆のお手入れ・メンテナンスのまとめ

万年筆

冒頭で書いたとおり、日々使うということさえしていればほとんど何もせずとも問題なく使い続けられます。

パイロットのカスタム742シリーズは3本持っていますが、今まで1度も洗浄したことないかも・・。数年経っていますが、今のところ問題なく使えてます。

そんな感じであんまり手入れってほどのことはしてないですが、その代わりに日記とかでこまめに色んな万年筆をローテーションで使ってます。万年筆の状態もわかるし、ついでに手入れにもなるので良いですよ。もちろん日記でなくてもペン習字などでも良いかと思います。

万年筆の使いみちがわからない!という方はコチラに書いているので、もし良かったら参考にしてみてください。

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