近頃『グリム』という海外ドラマにハマっていて、ついつい深夜まで観てしまい寝不足気味です。
展開が早くて先が気になってしまいます。
『グリム』はその名の通り、有名なグリム童話からインスパイアされてできた作品で刑事ものです。
グリム童話に出てくるようなキャラクターたちが登場します。
ヴェッセンと呼ばれる、普段は人間と変わらない姿ですが、顔や体の姿・形を変化させると通常ではありえない力や能力を発揮できる人々が普通の人間に紛れて暮らしている設定で、狼男や豚男など様々な怪物が登場します。
それに対して主人公ニックはグリムと呼ばれるヴェッセンにとっては天敵の存在です。
ヴェッセンは普段は変化しても普通の人間にはバレないのですが、グリムはヴェッセンを見破ることができます。
主人公ニックは警察官で、そのグリムの特殊な能力を活かしてヴェッセンたちによる犯罪を解き明かして捕まえたり、倒したりしていきます。
そうした事件の中で話が進んでいくと、グリムの謎や王家というグリムと敵対する人たちとの関係がわかってくるようになっています。
グリムたちがヴェッセンのことを書物に記していって後にできたのがグリム童話という設定なのかもしれません。
『グリム』は基本的に１話完結で、長くても２話で一つの事件が解決します。
こうした１話完結系は刑事ものだとマンネリ化して海外ドラマのように何シーズンもあるとだれてしまうことが多いのですが、テンポが速いことと全体のストーリーもスムーズに流れていくので飽きさせません。
やや都合よく証拠と犯人がつながるなという印象はありますが、テンポの速さにつながっていることも考えると仕方ないところではありますね。
グリムは全６シーズンあるので、なかなか長いのですが、飽きずに現在シーズン４の終盤まで来ています。
シーズン４はむしろ展開が今までより衝撃的です。
amazon primeでは現在シーズン５まで見放題です。
