先日の記事『ノート1冊運用にバレットジャーナル要素を足してみた』で書いたとおり、習慣トラッカーを試し始めました。
子どもにも良い行動ができたらシールがもらえるスタンプカードを作ろうかと思っていたところ、義母から子どもに手帳をいただいたので、せっかくなので手帳でやってみることに。
そんなわけで4歳の娘も習慣トラッカーデビューしました。
わたしがやっているようなトラッカー表にペンで丸をかくよりも、子どもにはシールのほうが嬉しいだろうと思ったのでシール形式にしました。
習慣トラッカーを始めた結果、子どもの行動が目に見えて改善されました。
まだ幼いので正直シールのことなんて意識してられないと思っていたのですが、効果が大きくて驚いています。
「◯◯できたら△△あげる」とお菓子やおもちゃなどの物で釣るのと比べてお金は全くかからないですし、この方が継続性がありそうです。
物で釣ると要求がエスカレートしていきますし、物がないと動かなくなってしまう怖さがあります。
「今度のテストで100点取ったらゲームソフト買ってあげる」とかやりたくないんですよね。
頑張るのは自分のためであって親のためではないので。
ただ、家族の誰かに良いことがあれば喜び合うような雰囲気は作りたいと思っています。
お祝いとしてプチお祝い的に夕食に好物やデザートを出したりといったことならしたいですね。
物で釣らなくても実行できるということに関しては『すごい「実行力」』という本がおすすめです。
『すごい「実行力」』を読んで資格勉強に活かしたところ、勉強を継続できました。
ファイナンシャルプランナー3級、2級やデータベーススペシャリストといった資格試験にも市販の参考書だけで無事に合格できました。
とくに業務に必須というわけではなかったうえに、独学で一番難しい勉強を継続するということができたのは完全に『すごい「実行力」』のおかげです。
生活や業務に必須でないものは継続が難しいので、勉強以外にもダイエット、早起きなど習慣ごとの継続については大人でもとても有効です。
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今回子どもと始めた方法はそもそも使い方として習慣トラッカーと呼んで良いものかわからないのですが、習慣にしたいことなのでトラッカーと呼んでいます。
個数が多いと使えないですが、トラッカー表をつくらないのですぐにできてとにかく楽なのでいいですね。
4歳の娘の習慣トラッカーの使い方

習慣トラッカーに使用するもの
使ったのは手帳と100円ショップで売っている丸いカラーシールだけです。
- 月間ブロックタイプのスケジュール帳
- 100円ショップで売っている丸いシール
100円ショップで売っている丸いシールを子どもに見せて好きな色を順に聞いてみました。
とりあえず3個くらいで良いかと思ったので、子どもが答えた青、赤、黄を使用します。
継続したい行動を決める

トラッカーの対象とする行動と、達成したときのシールを決めます。
まずは習慣にしたい行動を洗い出します。
うちの子の場合は最近4月に入園した保育園の環境のせいなのか、ちかごろ怒りっぽくすぐに大声を出してしまうのに困っていたので、1日優しく過ごせたら一番良い青のシールにしました。
あとは食事やお風呂、ハミガキなどやるべきことがやれたら次点の赤いシール。
食事がダラダラと長くなってしまうこと以外はだいぶ習慣にできていたので1つにまとめてしまいましたが、子供の成長に合わせてバラすのも良いと思います。
決めたことはこんな感じで手帳の先頭に書き込みました。
- 青:一日中優しく過ごせた、またはとても良いことをできた
- 赤:やるべきことをやれた(お風呂、食事、ハミガキなど)
- 黄:トイレでできた(パンツで漏らさずに過ごせた)
1日の終わりに子どもとチェック&シール授与
寝る前に子供と2人で今日はどのシールが貼れるか話をしながらシールをあげて、月間スケジュール表のその日のところに貼らせています。
あげないときには何が悪かったのか、次どうしたら良いか子どもと話します。
「明日はこうしよう」と話すと前向きに聞いてくれます。
習慣トラッカーを始めた結果、すぐに行動が変わった

すぐに大声を出して怒りを表現していた娘が習慣トラッカーを始めた結果、ガマンできるようになりました。
もちろん100%完璧にと言うわけにはいきませんが、1日に何度も大声を出していたのに、習慣トラッカーを始めてからはあっても1~2回と大幅に改善されています。
ダラダラと1時間以上かかることもよくあった食事も、30分以内に済ませています。
シールが嬉しいようで「きょうはシールもらえる?」と、よく気にしています。
まだ始めたばかりでこの効果も継続できるかが問題ですが、そこまで心配していません。
『すごい「実行力」』を継続するほどに続けたくなる実体験があるので、このまま何日か続けていけばそう苦労せずに続けられるのではないかと思っています。
このまま続けていってそのうちに1人でも実行できるようになったらとても素晴らしいことなので、先は長いですが頃合いを見てうまく1人でもやれるように切り替えていきたいものです。
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