やってみる前はコーヒーを自分で淹れるのは大変そうなイメージが有りましたが、やってみると案外お金もかからず淹れるのもすぐに慣れました。
コンビニの100円コーヒーと比べても格段に安くすみますし、自分で淹れたほうがずっと美味しくなります。
コーヒーは人によって好みもぜんぜん違うので、自分で好きなように淹れるのが一番美味しいです。
淹れるときのコーヒーの香りもゆったりとした時間も大人で楽しいひとときになります。
今回ご紹介するアイテムは6000円ほどですが、美味しい本格コーヒーが楽しめますし、豆代をあわせても90回くらい淹れれば1杯100円くらいになるのですぐに元が取れます。
1日1回でも3ヶ月ですし、毎日3回だとたったの1ヶ月です。
コーヒーのハンドドリップに必要なものとは?

コーヒーのハンドドリップに使うものは人によって違いますし、ハマるほど色々と増えていくものですが、基本はこんなところです。
- ドリッパー&ペーパーフィルター
- 計量スプーン
- コーヒーサーバー
- ドリップポット
- コーヒーミル
- 料理用温度計
ハンドドリップ用品の説明
各アイテムを簡単に説明します。興味がなければ読み飛ばしてください。
ドリッパー&ペーパーフィルター

ドリッパー&ペーパーフィルターは、コーヒーを抽出するために使用します。
計量スプーン

計量スプーンはコーヒー粉を測るのに使います。
すりきり1杯がコーヒー1杯分になるように設計されているのでとても便利です。
コーヒーサーバー

抽出したコーヒーの受け皿となります。
ドリップポット
ドリップポットはお湯をコーヒー粉に注ぐための道具です。
注ぎ口が細くなっていてお湯を注ぐ量をコントロールしやすいのが特徴です。
コーヒーミル
コーヒーミルはコーヒー豆を挽くための道具です。
料理用温度計
料理用温度計はドリップに使用するお湯の温度を測るのに使用します。
おいしいコーヒーを淹れるためのポイント
おいしいコーヒー淹れるためにはポイントが3つあります。
- 豆の鮮度
- お湯の温度
- 泡が落ちないようにする
このポイントを守るために道具が必要になります。
コーヒー豆は豆のまま買ったほうが断然おいしい
コーヒー豆については粉で買うよりも淹れる直前に豆から挽くと味も香りも全く別物になるので、豆の状態で買ってコーヒーミルで挽くほうが断然おすすめです。
酸化に注意が必要なコーヒー豆は、粉の状態だと空気に触れる表面積が広くて鮮度が落ちやすくなります。
粉だと新品でも味も風味も劣っています。
ぜひコーヒーミルを用意して毎回挽いてください。
ハンドドリップを続けられるかわからない状態であれこれ揃えるのに抵抗がある場合には、まず粉で試してみるのも良いと思います。
ただし、豆から淹れるのと粉を使うのでは全く別物だということは知っておいてください。
私は豆を挽いたときの香りがコーヒーのいちばん楽しみなところです。
お湯の温度で味が変わる
コーヒーの抽出にはお湯の温度は超重要です。
温度の違いは同時に飲み比べなくてもわかるくらい大きく味を左右します。
- 湯温が高いと苦味
- 湯温が低いと酸味
苦いのが好きなら90℃~95℃、
苦いのが苦手でスッキリとした味が好きなら80℃~89℃がおすすめです。
お湯の温度の確認のために温度計が必要です。
泡が落ちないようにするためにドリップポットが必要
注ぎ口がとても細いヤカンのような道具を見たことがあると思います。
この形状には理由があります。
コーヒー粉にお湯をそそぐと泡が出てくるのですが、この泡は雑味と呼ばれる変な苦味やマズさの原因となるものです。
泡がコーヒーに落ちないようにしなくてはなりません。
普通のヤカンだとお湯が暴れてしまってコントロールが定まらないので、とてつもなく難しくなります。
ドリップポットは繊細な狙いを外さず湯量も調節できるので美味しいコーヒーが淹れられます。
6000円で揃うコーヒーハンドドリップアイテム

おすすめのアイテムについてご紹介します。
ハマっていくと色々揃えたくなりますが、最初は好みなどもわからないと思うので、まずはお得なセットを活用しながらひと通り揃えるのがおすすめです。
ドリッパーセット
ハリオは日本のメーカーで私が一番利用しているメーカーです。
ほとんどの製品が食洗機に対応しているので手入れが楽なのと、ドリッパーが円形で初心者でもお湯を注ぎやすくておすすめです。やってみるとわかるのですが、カリタやメリタなどのメーカーの昔からよくある台形の形だと、細い部分からお湯があふれやすくて慣れるまで少し難しいです。
ドリップポット
ドリップポットは火にかけられるものとかけられないものがあるので、ポットや電気ケトルなど他にお湯を沸かす手段がない場合は注意が必要です。
ハリオのこちらのドリップポットは一番売れているドリップポットで、直火・IHともに対応しているのでどの方にもおすすめです。
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コーヒーミル
コーヒーミルは手動と電動があります。
毎日何杯も飲むようなら電動がおすすめですが、安い電動のミルは挽き具合が均一になりにくいので、最初は手動のミルがおすすめです。
ハンドドリップにハマって毎回挽くのが煩わしく感じてきたら据置型のしっかりした電動ミルを探すと良いと思います。
スリムなミルは持ちやすくて支える手が疲れにくいのでおすすめです。
私はハリオのスリムタイプのミルを職場で使っています。挽いた粉の量が一目瞭然で使いやすいのでおすすめです。
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温度計
温度計は見映えを気にしなければ100円ショップの料理用温度計で充分だと思います。私はダイソーで購入した長い料理用温度計を使用しています。
コーヒー豆
豆については好みが分かれると思うので、好きなものや気になるものを選んでいただければと思います。
特になければ澤井珈琲の2種類のブレンドコーヒーのセットが2kgで2600円ほどととてもお買い得でおすすめです。
私が一番使っている豆です。
量が多いですが、すぐに使わない分は冷凍庫に入れておけば数ヶ月持ちます。
最初は淹れ方を練習したり、色々と条件を変えて飲み比べるのに、豆はたくさんあった方が便利なのと、異なる味の豆が2種類あるので好みのコーヒーもわかってきます。
『あっさりめの豆』と『苦めの豆』の2種類が入っています。
澤井珈琲の特徴として、封入されている応募券を10枚集めるとコーヒー豆の保存容器など安いアイテムと交換してくれます。
コーヒーのハンドドリップ用品のまとめ

安く手に入るアイテムをご紹介しましたが、どれもちゃんと使えるものなのでぜひ試してみてください。
元はすぐ取れますし、ハンドドリップも毎日やってればすぐに慣れます。
コーヒーは奥が深いですし、自分でお湯を注いでいる時間も楽しいです。
わたしもやってみたらハマってしまい、家だけでなく職場でも毎日豆から淹れて飲むようになりました。
コーヒーの淹れ方やコーヒーアイテムなどコーヒーについて詳しく知りたい方はコチラの本がおすすめです。
1冊目は初心者向けの本で、商品によって味にどう違いが出るかチャートでわかりやすく表示されているので商品選びに参考になります。
コーヒーの入れ方や知識面は軽めですが、とりあえず珈琲を淹れるのには充分です。
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2冊目は商品による違いは載ってないですが、コーヒーの知識や淹れ方についてとても詳しく書かれています。
写真も豊富で手順もわかりやすいです。
これからコーヒーを詳しく知っていきたい方にはうってつけの本です。



















