
#3776センチュリーは万年筆初心者にも扱いやすいプラチナ萬年筆の金ペンエントリーモデルで、金ペンなのにネット価格6~7千円と手頃です。
好きなパイロットの万年筆ばかり買っていたけど、別メーカーの万年筆も使ってみたくなってまず国内3大万年筆メーカーはおさえておきたいと思い、万年筆なのに1年放置しても書けるというプラチナ萬年筆のスリップシール機構という特許技術による特徴が気になって#3776センチュリーを購入しました。
- インクが長期間固まりにくい
- 万年筆の国内3大万年筆メーカー
#3776センチュリーのレビュー

手入れいらずでいつでもサラサラ書ける
買ったときに付属されていたカートリッジインクを1度も交換せずに2年以上使ってるいますが、未だにスラスラ書けます。

万年筆は使い続けることが一番大事で長期間の放置は禁物というのが一般的な万年筆の特徴なのに、実際に使ってみてこれはホントにすごいな~と驚きでした。
この特徴のおかげでインクが固まって書けなくなるなどのトラブルが起こりにくいので、万年筆使ってみたいけど、そんなに使うかわからないなという初心者の方でも安心して使いやすくオススメです。
プラチナの#3776センチュリーを初めて洗浄した
付属のカートリッジインクを入れてから2年も経ってたけど、インクがなくなる最後まで問題なく書けた
プラチナのスリップシール機構は流石ですね〜! pic.twitter.com/zGcNvDtKkB
— たかぎし@万年筆ブログ (@Takagishi123) 2018年4月24日
細字(F)は硬めな筆記感
私が買ったペン先:細字(F)は他に持っている金ペンと比べて筆記感が硬めな印象です。
といっても違和感があるほどではなく、私が持っている万年筆は柔らかい特殊なペン先が多いというのが大きな理由かと思います。
硬めだと書きなぐるときにも疲れにくくて好きという人も多く、初心者にも扱いやすいというメリットがあります。
デザインはシンプルながら綺麗な透明軸
形状はシンプルですが軸の色がキレイで透明軸なので好きな人はかなり好きそうです。限定色もたくさんあるのでハマると大変そう。
私はワインレッドの色合いに惹かれてブルゴーニュにしましたが、青軸も好きなのでシャルトルブルーも迷いました。
ペン先は富士山がイメージされたデザインで富士山の標高である3776が彫られています。

#3776センチュリーのまとめ

書き味はパイロットの特殊ニブに慣れてしまうとよくも悪くも普通ですが、まだカートリッジ1本も使用しておらず、まだ私の書き癖になじんでないだろうにすらすらと書けるところは素晴らしい。
この特徴のおかげで初心者の方にはパイロットの金ペンエントリーモデルであるカスタム74よりもオススメしやすい万年筆です。
デザインも私はこちらのほうが好みですし。
まだ万年筆の好みも掴めていない頃に買ったのでペン先が細字(F)で硬めな筆記感に、柔らかめのペン先が好きな私はあまり使わずにいますが、インクが乾きにくいという特長を活かして古典インクとか顔料インクなどを使うのに良さそうと思っています。
次に買うときは細軟(SF)か太字(B)にしたい。
#3776センチュリーのほかにもオススメの万年筆について書いていますので、良かったらコチラもどうぞ!















