前回の記事『クロスバイクで自転車通勤を始めたら通勤が楽しい時間に変わった』のとおり、自転車通勤を始めました。
これが楽しくて仕方ないのです。
退社時間が近づいてくるとワクワクしてきます。
スポーツバイクの中でも初心者向けで街乗りにも適しているクロスバイクは通勤にぴったりです。
片道11kmの通勤で自転車通勤を1ヶ月やってみた結果感じたメリット・デメリットをご紹介します。
目次
クロスバイクで自転車通勤のメリット

運動不足解消
社会人になると運動する機会は意識して作らないとなくなってしまいます。
そして一度運動不足になってしまうと、体は思うように動かなかったりして運動が億劫になり、ますます運動から遠ざかってしまいます。
その点、通勤だと一般的に週5日以上は自転車を漕ぐことになります。
「運動をする!」と気合を入れなくても自然と運動できてしまいます。
距離にもよるとは思いますが、仕事後や休日にジムに通ったりせずとも運動不足が解消されます。
ダイエットになる
クロスバイクはなかなかカロリーを消費してくれるので、ダイエットにも有効です。
GARMIN(ガーミン)のvivoactive3という活動量計で計測したところ、1日あたり20km以上90分くらい自転車に乗ってカロリーを平均1000くらい消費しています。
下の画像はとある日の職場に向かったときの記録です。朝は軽く流していますが、450カロリー消費しています。

運動する機会を別途作らなくても良いので、これは有り難いです。
他の趣味の時間を削らずに済みます。
間食が多かったり、ハンバーガーやフライドポテト、その他揚げ物などカロリーの高いものが好きでよく食べていますが、体重は1.5kgほど落ちました。
(2018.8.28追記)その後自転車通勤を始めてから3ヶ月で5kg体重が減りました!
よく眠れるようになる
自転車通勤を始めてから適度な運動による疲れのためか、夜は自然と眠くなって寝つきの悪さが解消されました。
眠りが悪いと日常生活にも支障があるので、これは嬉しい効果です。

解放感が気持ち良い
私の場合、満員電車では身動きも取れず、満員電車は肉体的にも精神的にも疲れます。
特に今のような夏の暑いなかで人と接触しているのは結構キツイものがあります。
なので、むしろ自転車のほうが楽に感じます。
満員電車で辛い方には自転車通勤は特におすすめです。
クロスバイクは軽くこぐだけでよく進みスピードが出ます。
風を感じられてとても気持ち良いです。
レース感覚が楽しい
大通りで道が空いていると到底勝てませんが、それ以外なら頑張れば車にも追いつけます。
自転車で車に追いつけるってすごい。
そして他の自転車を追いかけるのがとても楽しいのです。
基本的に信号を守っているのですが、自転車で信号無視する人ってかなり多いんですよね。
そういう人たちを追い抜かすのが楽しいのです。
活動量計やスマホで記録を取ると更に楽しい
活動量計を使うと色々な記録が取れます。
私はGARMINの活動量計を使用しています。活動量計とスマホを連動させることでいろいろな記録をスマホで手軽にチェックできます。
平均速度や最高速度に心拍数に高度上昇、カロリーなど


自分で設定した距離ごとにラップタイムや平均速度もわかります。GPSがついていて自分が走行したルートを確認できるので、良かったところ悪かったところのチェックができます。
この1ヶ月で経路とタイムを見ながら最短ルートを探してきました。


心拍と高度やスピードなどの変化はグラフで見ることもできます。


私が購入したGARMINのvivoactive3は日常でも心拍や歩数、消費カロリーに睡眠の記録も取れるのでいつもつけています。
スマートウォッチなので、スマホと連動させると電話やLINEその他通知が来るものは電話で確認できるので、スマホを取り出さずともサッと確認できるので便利です。
活動量計は高いなーと思ったら、スマホで距離やタイム、スピードくらいならとれるアプリもあります。
こうした数値が見えるようになるとタイムを縮めることや最高速度を更新するなど、ゲーム感覚で楽しめます。
行きは疲れや汗が嫌なので抑えめですが、帰りはいつもタイム更新を目指して全力です。
クロスバイクで自転車通勤のデメリット


初期投資費用がかかる
どうしても最初はある程度お金がかかってしまいます。
クロスバイクに加えて防犯対策のロックやライトなど最低限必要なものがあります。
私の場合、車体自体は税込5万円ほどですが、それいがいに泥除けやリアキャリア(荷台)をつけて1万円ほどかかっています。
それに加えて鍵など最低限必要なものを追加すると、1万円近くさらにかかるかもしれません。
私の購入したシェファードには全部ついていましたが、ベルやライトは法律上必須ですし、スタンドも欲しいでしょう。
車体は5万円でもプラスで2万くらいは見込んでおいたほうが良いかもしれません。
私はさらに活動量計やバッグ、スニーカー、ボトルなどもろもろあわせると自転車&通勤関連グッズで合計10万円くらいかかりました。
ただ、電車通勤と比べてお金はかからないので4年で回収できる見込みです。
さらにジムに通ったと考えると1年ちょっとで元が取れる計算でした。
ジムはダイエットに興味がありましたが、つまらなくてそのうち行かなくなりそうでためらっていたのですよね~。
自転車通勤なら続けられます。
疲れる
最初の1週間くらいは会社に着くだけでかなりの疲労感がありました。
片道10kmも自転車に乗ることなんて今までたぶんありませんでしたし。
毎日乗ってるので自然とスタミナがつくので、今ではだいぶ楽です。
満員電車だと真っ直ぐ立てなくて体が痛くなったり、踏ん張るのに疲れてしまったりするので、それよりもずっとマシです。
疲労感はなくなってきても自転車に長時間乗っていると筋肉が張って痛みが出てしまうのでストレッチは大事です。
天候・気候の影響をモロに受ける
夏はめちゃくちゃ暑いですし、冬はまだ経験してないですが、手とか寒いでしょうね~。
まだ冬は防寒でいくらか防げるので良いですが。近頃は30℃越えの日が多くて汗だくです。
漕いでいるときは風を受けているからか特に気にならないのですが、信号待ちや目的地に到着などで止まったときにはポタポタたれてきます。
汗をかくこと自体は健康に良いのかなーと思ってそんなに気にしてないですが、職場で汗をたらしているわけにもいかないので、濡らしたタオルや汗ふきシートなどが必須ですね。
また、暑さでしんどく感じるときもあるので距離があるなら水分補給は必須です。
自転車に乗り始めると天気もかなり気になります。
雨だと滑りやすくて危険だったり、自転車も痛みやすかったりでおすすめしないという方が多かったので雨のときはあきらめて電車で通勤しています。
マナーが悪い自転車・歩行者との戦い
街を走っていると無灯火や逆走、信号無視、ながらスマホなど違反やマナーが悪い自転車はかなり多いです。
見通しの悪いところで平気で飛び出していくところを見て怖くないのか不思議なくらい。
歩行者も自転車相手だと信号無視して渡ってくる人が多いです。
悪いのは向こうだとしても事故を起こすとこちらも損するし、最悪怪我してしまうと大変なので、安全注意です。
保険にも入っておいたほうが良いでしょう。
クロスバイクで通勤のメリット・デメリットまとめ


自転車通勤はこんな方におすすめです。
- 満員電車が辛い方
- 運動不足の方
- ダイエットしたい方
もし「だるいなー」というときがあれば、自転車も1回休んでしまえば良いと思います。
私の場合は今のところそんな状態になったことがなく、雨でない限りは毎日自転車が続いています。
安全運転と水分補給は大事にして楽しんでください!