基本的に1冊のノートしか使わない運用を始めてから数年。当初はほとんどただの日記でしかなかったノートでしたが、模索しながら改善してきました。
使っているうちにライフスタイルや単純な好みの変化によって不満が生じてきて、使い方を変えたくなるときが訪れます。
今年はバレットジャーナルというものを知り、とりあえずやってみようと取り入れてみたら気に入って使い方が大きく変化しました。
今回は現在の私のノートの使い方をご紹介します!
目次
特別に作るページ
思考や日記など雑多に使っているノートの中で、特別に作っているページがあります。これらはすべてバレットジャーナルの考え方がベースとなっています。
- インデックス(目次)
- フューチャーログ(月単位)
- マンスリーログ
- キー
インデックス(目次)

ページ番号と内容を書いただけの目次のページです。
ノートに書いたことがあとで読み返したい内容だったときに、こちらのインデックスのページにページ番号と内容を書いておくことで探す手間が省けて便利です。
ページ番号が振られていないノートを使っているので、ページ番号については自分で振る必要があります。
フューチャーログ(月単位)

次月以降のタスクやスケジュールを管理するためのページです。
期間や単位は人によって様々です。人によって期間は1年分だったり、半月分だったり、単位も月単位の方や日単位の方など自由です。
最近の私は4ヶ月分を月単位で作成しています。
マンスリーログ

マンスリーログは当月のタスクを管理するページです。
バレットジャーナルではこのほかにデイリーログという日単位のものもあります。
私はデイリーログを使わず、このマンスリーログがノートでのタスク管理のメインのページになっています。
デイリーログを使わない要因としては、私がノートで管理する対象タスクが一部だけしかないところにあります。
日常の仕事のタスクはノートではなくPCで管理しており、それ以外のタスクで期限が決まっていないものを主にこのノートで管理しています。
期限が決まっているものであれば忘れないようにスマホのカレンダーやリマインダー機能に登録しています。
それ以外のノートで管理するタスクは日常バリバリこなせるタスクたちではないため、デイリーログに書いてもほとんど消化されないままになってしまい、手間が大きくなるのでこの形にしています。
キー

キーはタスクやスケジュールを箇条書きするのに使うマークのようなものです。
マークによってタスクの種類や状況を表します。
わたしは公式サイトやマニュアル本などに載っていたキー(マーク)をベースにして、自分のよく使うタスクを判別しやすいように足したり削ったりしています。
作るページのご紹介については以上です。
バレットジャーナルを詳しく知りたい方は、こちらの本が丁寧な解説で私がバレットジャーナルを理解するのにとても役に立ったのでおすすめです。

ノートの使い方の手順
ここからはノートを使い始めてから使い終えるまでの流れをご紹介します。
1.新しいノートを使い始めるときにやること
- フューチャーログページをつくる
- マンスリーログページをつくる
- キーを書いた付箋を表紙の裏に貼る
- インデックスページ(目次)をつくる
フューチャーログページをつくる


最近の私はフューチャーログでは4ヶ月分を管理しています。作り方はそのときのノートのサイズによって変えています。
現在よく使用しているB5サイズだと1ページを4分割して使っています。
4分割するので1ヶ月あたりのサイズは小さいですが、私がフューチャーログで管理するタスクやスケジュールはそう多くないので、このサイズで充分なのです。
作業としてはタイトルを入れて定規で線を引いて4分割して月を記入して終わりです。
マンスリーログページをつくる


マンスリーログのページもノートのサイズによって作り方は多少違います。
現在は見開きで2ページ使用しています。
作り方はタイトル(月)をページの上部に記入するだけです。
キーを書いた付箋を表紙の裏に貼る


キーはノートのページを利用せずに大きめの付箋に書いて表紙裏に貼っています。
この方法だとノートを新しくする度にキーを書かなくても付箋を貼り替えるだけで済みます。
インデックスページ(目次)をつくる


今使用しているライフのシェプフェルノートはインデックスページが用意されていたので、こちらを利用しています。
先に作ったフューチャーログやマンスリーログのページもきちんと書き込みます。
インデックスページが用意されていないノートの場合は、最後のページにタイトルとしてINDEXと入れて作っています。
最後のページにするのは、インデックスページに書き込む量が読めないので1ページで足りなくなったときにもページを追加して続きで作れるようにするためです。
ただ、今までインデックスページが1ページを越えたことがないため、ページ数がよほどあるノートでもない限りは1ページで最初のページでも良いような気もしています。
2.ノートを使いながらやること
ノートを使いながらやることとしては新しいページを使い始めるたびにページ番号を振ることだけです。


それ以外には1日の始めに使うときに蛍光ペンで線を引いてから日付を書き、日ごとの境界をわかりやすくしています。
書く内容ごとにはまずタイトルを書くようにしていて、後で見て何について書いているのかパッと見てわかるようにしています。
最近は文章を書くときにも上から罫線に従ってズラーッと書くよりも適当なところで分割して書く内容ごとに線で囲むと見やすいことを他の方のノートで知り、気に入ってやっています。


書いている内容は1冊のノート運用では基本である『何でもあり』です。
仕事のこともブログのことも家のことも何でも書いています。
日記のようにただ感じたこと、出来事を書いているときもありますし、考えたことをまとめるのに使ったりもしています。
また、買い物したときや飲食したときはお店のカードやレシートを貼ってライフログのような使い方にもなっています。
3.月変わりのタイミングでやること
月が変わったときには新しい月のマンスリーページを新たに作成します。
前月のマンスリーページで残っているタスクやスケジュールについては必要であれば書き写し、タスクが不要であれば取り消します。
私のキーは取り消し線がタスクの取り消しを表すので、取り消し線を入れています。
4.ノートを最後まで使い終わったときにやること
ノートを最後まで使い終えたときにもやっていることがあります。
あとからノートを見返すときにどのノートを見ればよいか探しやすくするための作業です。
- ナンバーと日付を書いたラベルを表紙に貼る
- インデックスページの写真を撮ってクラウド環境にアップする
ナンバーと日付を書いたラベルを表紙に貼る


何冊目かを表す番号と、何日から何日まで使用したかをラベルに書いてノートの表紙に貼っています。
ラベルには全面ノリになっていて好きな長さで切れる『カバーアップテープ』を使っています。
インデックスページの写真を撮ってクラウド環境にアップする


あとで見返したいときにどのノートだったか特定しやすくするために、インデックスページの写真を撮ってアプリで1ヶ所にまとめています。
まとめるのに『EVERNOTE』というアプリを利用しています。
アップロード容量に制限があるものの無料でも使えます。私は無料プランで利用しています。
PCでもスマホでも使えてなかなかに便利です。
1冊のノートの使い方まとめ


ノートや手帳の使い方は人の数だけ違うもの。
もし少しでも参考になる所があれば嬉しいです。
バレットジャーナルは取り入れてノート活用度が格段に上がった感があるので、まだ知らない方はぜひチェックしてみてください。
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