万年筆のインクビンの底に何かたまってるな~と思い、瓶を揺らすと何かがふわふわとインクの中を舞いました。
まさかカビ!?と思い、ネットで調べてみると同じような人が何人もいました。
インクはカビにとってはごちそうで、インクにカビが生えるっていうのは割とよくあることだそう。
ちなみにカビが生えたのはこのパイロットの30mlの赤インクです。
気になってパイロットの他の色(ブルーブラック、ブルー、ブラック)のインクも確認してみましたが、他は何とも無く未だに現役で異状なし。
中の成分によってカビの生えやすさも変わってくるそうです。
インクにカビが生えたら洗浄・廃棄したほうが良い
このカビは万年筆にとっても良くなく、詰まりなどの問題になることがあるそうなので、すぐに万年筆からインクを抜いて洗浄しました。
ボトルに残ったカビインクはもちろん廃棄です。あーもったいない。
インクを廃棄するときは、空の牛乳パックを用意してその中に布やティッシュなどのインクを染み込ませるものを入れて、その中にインクを流し込んで燃えるゴミで処分しました。
ちなみにカビが生えたインクの保管場所はリビングの窓のそばでした。
そばと言っても窓の真ん前ではなく、直射日光は当たらないようになっていましたが、おそらく昼間の日光で気温が上がったりしていたのが問題だったのでしょう。
手元においておいたほうが便利なんですが、反省してリビングに置くのはやめました。
インクに何か浮いていたり、おかしな臭いがしているときは使わない方が良いです。
万年筆のインクの保管方法は冷暗所が基本

インクの保管の基本は直射日光や蛍光灯が当たらない冷暗所にしまうことです。
買ったときのインクの箱の中に入れて、ふたのあるケースや扉がある棚などにしまうのがベストです。
ただし、冷蔵庫はNG。
インクが乾燥してしまうので、蒸散したり、劣化してしまうなどインクに良くないのと、冷えることでインクフローなども変わるようです。
そして長くても2~3年以内には使い切ってしまったほうが良いです。これはインクに含まれている防腐剤の効果がそれくらいなのだそうです。
ボトルインクの保管方法のまとめ

インクは冷暗所に保管! これ大事!
お気に入りのインクにカビが生えたりしたら相当ショックですよ・・!
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インクにもカビが生えるなんて初めて知りました…!
オシャレなのでついインテリア感覚で卓上に置いていました。
可愛いインク達を想うなら、どこかにしまってあげないといけませんね。
万年筆ビギナーの私にとって、とても貴重な情報でした。ありがとうございます!
サイアさん
コメントありがとうございます!
並べたインクはオシャレですよね〜。
万年筆を3年以上使ってきてカビが発生したのは1本だけなので、あまり過敏にならなくても良いのかもしれません。
ただ、実際にカビが生えてお気に入りのインクを処分せざるを得ないことになるとかなりショックなのと、光に当てることはインクの劣化・変色などを、招く可能性があるので避けたほうが良さそうです。
万年筆楽しんでください!