万年筆インク

知っておくべき万年筆のインクの注意点・特徴まとめ

万年筆のインクってどんなものがあるの? どれ使えばよいの? 注意点は? などインクについて説明します!

万年筆のインクの種類

万年筆

万年筆のインクは大きく分けて2種類あります。

  1. 染料インク
  2. 顔料インク

ざっくり説明すると、『染料インク』は文字の耐久性(耐水性・耐光性)では劣るので長期保存には向きませんが、手入れの面で扱いやすく、『顔料インク』は手入れの面で注意が必要ですが、耐光性・耐水性に優れていて、書いたときににじみにくいのも特徴です。

『染料インク』のほうが色の種類も豊富で、販売されているインクの多くは染料インクです。

 

染料インクの中には古典インクと呼ばれる特殊なものがあります。

この古典インクについては、どちらかというと顔料インクの特徴に近く、扱いには注意が必要ですが、長期保存や耐水性に優れる特徴があります。

 

初心者の方であれば、まずは扱いやすい染料インクがオススメです。

染料インク

万年筆

染料インクは水に溶ける性質があるので、書いた文字が水で滲みやすいですが、万年筆内部のインクも水で流しやすいのでつまりなどのトラブルの心配も少ないです。

 

光に弱いので光にずっとさらされていると文字が薄くなって消えていきます。

何十年と長期保存したいときには使わないほうが良いですが、普通に使うぶんには問題ないので、トラブルの心配が少ない染料インクが初心者の方にはおすすめです。

販売されているインクの多くは染料インクで、その中でも代表的なものはパイロットの色彩雫(いろしずく)です。

色のラインナップが24色と豊富で、ビンもオシャレで大人気なシリーズです。

 

オススメの染料インクについてはコチラにまとめていますので、良かったら参考にしてみてください。

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古典インク

古典インクは一般の染料インクよりも耐光性・耐水性に優れています。

インクが乾くまでの間に酸化が進み、それにつれて色が変化していきます。その色の変化に惹かれるファンも多いです。

しかし、金属が腐食しやすいので使うときには注意が必要です。

 

金は腐食に強いのでペン先に金が使用されている金ペンに使用したほうが良いでしょう。

金ペンでも金以外の部分が腐食する可能性もあるので注意は必要です。

鉄ペンは金が使われておらず腐食に弱いため、古典インクの使用は避けたほうが良さそうです。

 

この扱いづらさのためか、古典インクを販売しているメーカーはかなり少なくなっています。

代表的な古典インクとしてはペリカンやプラチナ万年筆のブルーブラックがあります。

オススメの古典インクについてはコチラにまとめています

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顔料インク

顔料インク

顔料インクは耐光性・耐水性に優れ、長期保存に向いています。

また、字が滲みにくく裏抜けしにくい特徴もあります。

 

しかし、耐水性に優れて水に溶けにくいため、手入れを怠ったときにペン先が詰まりやすく万年筆をダメにしてしまう危険性があります。

顔料インクを入れたときは、特に手入れの注意が必要です。

キャップを開けたままの放置やキャップをしていてもインクを入れたまま長期間放置などは厳禁です。

このため、万年筆の扱いに慣れてから使うようにした方が良いかと思います。

 

代表的な顔料インクとしてセーラー万年筆のストーリアをあげておきます。

顔料インクは色の種類が少ないのが特徴ですが、こちらは8色展開でボトルも可愛らしくて人気のシリーズです。

 

人気の顔料インクについてはこちらにまとめています。

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インクの注意点

万年筆

インクは混ぜない

インクを混ぜると変質してしまうので混ぜないようにしてください。

同じメーカーのインクでもインクを変えるときにはしっかりと万年筆を洗浄する必要があります。

 

自分でインクをブレンドして色を作る商品もありますので、そちらであればもちろんインクを混ぜても大丈夫です。

 

基本は万年筆本体と同じメーカーのインクを使う

万年筆は基本的には純正インクを使用するのが原則で、純正以外のインクを使用すると保証対象外となります。

自社のインクを使うことを前提に設計されているため、インクの出が悪かったり、逆にインクフローが良すぎてドバドバとインクが出てしまったりといった問題が起こる可能性もあります。

これについては使う人の好みもありますので、純正のインクを使っていても合わないと思ったら他社のインクを試してみるのも良いかと思います。

注意は必要ですが、他社のインクを使うとインクの幅が一気に広がります!

 

インクの保管方法に注意

万年筆のインクは保管方法が適正でないと、変質したりカビが生えたりします。

基本的には光や熱を避けて冷暗所にしまうようにしてください。

ただし、万年筆のインクは未開封でも2~3年が限度と言われていますので、これくらいを目安に使い切るようにしてください。

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インクの種類まとめ

万年筆

公正証書など大事な書類には顔料インクを使用したほうが良いかもしれませんが、普段使いなら染料インクで問題ないと思います。

染料インクで日記を書いてますが、ノートを閉じてしまっていれば数年で文字が消えてしまうということもなく使えています。

インク沼にハマると使い切れないくらいのインクを買ってしまうので注意してください!!

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