
TWSBIのECOをサンプルとしてTWSBIの日本代理店の酒井さんからご提供いただきました!!
日本限定カラーの『サンセットオレンジ』です。
職場でも常に持ち歩いて2ヶ月近く使ってきました。
いただいたからにはしっかりレビューしなくてはという気持ちで使い始めたのですが、使って見ると書きやすくてメンテナンス性も高くてメインとして使いたい優秀な万年筆でした。
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TWSBI ECO(F:細字)のレビュー
ちょうどよい滑らかさで字が書きやすい

一番大事な書き味は硬めで、しなりをほとんど感じさせないペン先は滑らかに紙面を滑ります。
滑らかでありつつも滑りすぎないことに加えてペン先のしなりがないことからペン先がブレず、きれいな字を書きやすい万年筆です。
ペン習字にもよく使っています。

国産万年筆と比べてやや太めな気がします。
ECOの細字が国産万年筆だと中細か中字に近いくらいな印象です。
ちなみにインクは本体に合わせて色彩雫の冬柿を入れています。
本体吸入式でインクがたっぷり入る

ECOは本体にインクの吸入機構がついている『本体吸入式』と言われるタイプです。
本体吸入式はコンバーターやカートリッジインクに比べて一般的に容量が多いのが特徴。
パイロットのコンバーターCON-40が0.4mlで大容量コンバーターCON-70でも約1.0ml、本体吸入式カスタム823でも1.5mlです。
ECOの場合は2.0mlもインクが入ります。
ここまで大容量だとインクがなかなか減らないので、インクの補充頻度が少なく済みます。
2ヶ月近く使ってきたのにまだ半分ほど残っています。
見た目はポップでかわいらしい

見た目としてはポップで可愛らしい色をしています。
軸のカラーバリエーションがかなり豊富なので、たくさん揃えて並べると映えますね。
クリア軸でインク残量がはっきりと分かるところが実用的かつオシャレポイントです。
自分でカンタンに分解洗浄できる

分解するためのアイテムが付属されていて、本体も分解しやすいようにネジ留めで作られているので、通常プロに依頼しなければできない分解洗浄が自分でカンタンにできます。
通常の洗浄では時間をかけても完全にインクをきれいに除去することはほぼ不可能ですが、分解洗浄なら一瞬。
この特徴から、インクをころころ替えたい方やインクトラブルが比較的怖い古典インクや顔料インクを使いたい方におすすめです。
字幅は5種類(EF/F/M/B/STUB1.1)
字幅は5種類展開とたくさん用意されています。
- 極細(EF)
- 細字(F)
- 中字(M)
- 太字(B)
- スタブ(STUB1.1)
細字はやや太めだったので次は極細が欲しいところ。スタブも気になりますね。
まとめ:TWSBI ECOは実用的で普段遣いにガシガシ使いたくなる万年筆!
硬めな書き味なので、万年筆ならではのふわふわとした柔らかな書き味の万年筆を探し求めている方にはおすすめできませんが、そうでなくて実用的な万年筆を探している方にはとてもおすすめです。
TWSBIのECO(エコ)はこんな方におすすめです。
- 万年筆をよく使っていてインクの補充頻度を減らしたい
- 滑らかで書きやすい万年筆を探している
- インクを色々替えて使いたい
インクの吸入は苦ではないのですが、仕事中で忙しいようなときには煩わしい。
万年筆をたくさん使うようになるとインクの補充頻度が少なく済むのはありがたいのですよね。
きちんと正確に字をかけるという筆記具として大事な点をクリアしている点もポイントが高いです。案外高級な金ペンの方が書きづらかったりするものです。
比較的安価な値段なので普段からガンガン使っていける万年筆です。
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見た目に高級感があるほうが良い方にはエコと同じような特徴で美しさを兼ね備えた『ダイヤモンド』がおすすめです。
ダイヤモンドにはミニサイズ版があるので、インク容量が欲しい方はミニではない通常サイズの方を選ぶことだけ注意してください。
ダイヤモンドについて詳しくはこちらの記事で紹介しているので、気になった方は読んでみてください。
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