カラオケ嫌い~トラウマ~

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カラオケが大嫌いだった。だからカラオケが嫌だという人の気持ちがよく分かる。カラオケが嫌な代表的な理由はまあ大体こんなところだろう。

  • 人前で歌うのが恥ずかしい
  • 素人の下手な歌を聴かされているのが苦痛
  • カラオケのノリが苦手

私の嫌だった理由は、内気なうえに下手な歌を聴かれたくなかった。嫌で嫌で仕方なかったのでハタチを過ぎるくらいまでは家族以外とは全く行かなかった。音楽は好きだったから日常的によく聴いていたし、元々は歌うことは嫌いではなかった。親に聴かれるのは恥ずかしかったので大声ではなかったが、学生の頃も自分の部屋で歌っていた。きっと大抵の人は好きな曲があれば口ずさみ踊りたくなるものだろう。

私はその当時の同級生の洗脳により、中学生の頃からGLAYにハマっている。今で言うカースト上位の女子グループがGLAY派とラルク派に分かれており、教室でのさばっていた彼女たちは休憩時間に好きな曲を教室でかけていて嫌でも耳に入ってきた。おかげでGLAYもラルクも好きになったが、たまたまピンときたのが教室で流れていたGLAYのBELOVEDという曲であった。そしてその後の誘惑やSOUL LOVE、サバイバルといった大ヒット曲の流れに乗りすっかりハマってしまった。

今回話したいのはGLAYについてではないので話を元に戻すと、先程述べた通り以前は歌うことは嫌いではなかった。GLAYを好きになり、日々口ずさみ、TERU氏の癖もコピーしてそれなりに歌えているつもりであった。そんなある日、中学生だった私は家族で外食をした帰りにカラオケに寄ることになった。家族の前で歌うのも恥ずかしかった私だったが、内心はワクワクしていた。

普段は自室でしか歌わないが、カラオケという特殊な空間で歌うことができる。そして採点機能というものについてクラスメートが話しているのを聞き、ずっとやってみたかったので調子に乗って設定してしまった。これが悲劇の始まりだったのかもしれない。

私が歌ったのは確かGLAYのグロリアスだった。採点結果は63点くらいだったと思う。何だこれ、俺の美声を捉えきれてないのか?その時まではそう思っていた。そして続いて歌った妹は85点くらい。あまりの得点差に微妙な空気が流れ、採点機能はその2曲でやめることになった。その後はあまり覚えていないが、2時間ほどの滞在時間を経て帰路につくことになった。その中で言われた、今でも忘れられない父の言葉。

「なんで家族みんな歌えるのに、お前だけ歌えないんだ?」そう、私は歌が下手だったのだ。自分では気づいていなかったが、ド下手だった。今だからわかるが、音も外れている上に発声も良くなかった。まあ、わざとじゃないのになんで?と言われてもコチラも困るんだが。そして帰り道、近所のスーパーに寄ると不運なことに、その日歌ったGLAYのサバイバルが流れていた。また父親に「ぜんぜん違うな(笑)」と言われ打ちのめされる。

そうして私は人前で歌わなくなった。

カラオケだけのように話していたが、音楽の授業の歌のテストも高校受験の試験日を理由にサボった。余談だが、試験を受けてないのになぜか評価は5段階で2だった。相対評価なのに不思議だ。

つづく

カラオケ嫌い2~嫌いから好きに~
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