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スマホに育児させるとバカになる

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はじめに

子どもができると自分の時間はなくなる。仕事が終わっても空き時間がない。料理、食事サポート、風呂、歯磨き、寝かしつけ。

我が家は共働きなので、協力してこなさなければならない。寝かしつけでそのまま一緒に寝てしまうことも多い。疲れてると寝ちゃうんだよね。

やることはたくさんあるうえに、イヤイヤ期にもなると全然言うことを聞いてくれない。「いやだ、チャーハン食べる!」と言うので、いざ出してみると「チャーハンいらない!」となる。もう手がつけられない。小さな怪獣。

それに加えて、いつでも親と一緒に何かをしていたいらしい。
「パパ、見てー」
「ママー、一緒にあそぼー」
てな感じで、常に話しかけてくる。

それに、遊んでくれるのも今のうち、カワイイのも今のうち。

こちらとしても出来る限り一緒に過ごしたい。

でも、一人の時間もほしい。

勉強したい、本読みたい、ドラマ観たい、歌いたい、ブログ書きたい。

そんな親たちの救世主となりうるアイテムがスマホ。

子どもたちはスマホやタブレットが大好き。

それを渡してあげれば、いつもあんなに手がかかる子どもたちが画面に夢中になり、おとなしくなる。電車の中を見渡せば大人たちもスマホに熱中してるくらいだから子どもたちがハマってしまうのもしょうがない。

そして、親は子どもの相手から解放され、その間に好きなことができる。やったぜ!

でもこれはかなり危険と思ってるので、うちは基本的に隣で一緒に操作するとき以外は触らせないことにしている。

実体験

たまたま知り合いの子どもで同い年(4歳)同士の女の子が2人いた。誕生日も2週間くらいしか離れていないので月齢もほぼ同じ。

しかし、2人の年齢が同じだと知ったときは驚愕だった。

1人は落ち着いて話すうえに、こちらが驚くような難しい言葉を使うこともあるし、自然に会話ができる

もう1人は、簡単な言葉が多く、単語中心で文章も短い。そして何を言ってるかよくわからないことも多かった

おそらく、話す力だけでなく聴く力(言葉の理解度)も違うだろう。

その2人を観察していると、大きな違いはスマホやタブレットなどの電子端末だった。

一方は自由に好きなだけ触っている。1人で没頭して上手に好きな動画を観て、ゲームをしていた。

もう一方の子は、おそらく触ることはほとんどなかった。少なくとも、私が一緒にいる間に触るのを観たことは1度もなかった。そしてその分、よくコミュニケーションを取っていた。

(当然、私が一緒にいないときは触っている可能性はあるが、それはないと思っている。実はその子は私の年の離れた妹で、私の父が専業主夫をして育てている。私が子どものときにTVゲームで遊ぶのが幼稚園で流行り、父はゲーマーだったので環境は整っていたが、小学生になるまではTVゲームには触らせてもらえなかったし、解禁されてからも1日1時間までと制限がされていた。そんな父が自由にスマホなどを渡すはずがないだろう。)

当然うまく話せるのは後者の方だった。

話したり聴いたりする力をつけるには、人、とくに親とのコミュニケーションは相当重要なんだろう。

親とのコミュニケーションの中で、言葉を覚えていく。彼らの真似をする力はすごい。いつの間にか難しい言葉を使ったりするし、下手なことは言えない。言葉遣いも気をつけないとコピーされる。自分でも気づかない口癖とかに気付かされる。恥ずかしい。保育園で言わないでよ!?となる。

「YAVAI YAVAI かなりYAVAI」という歌詞が家で流行ったというか私がよく歌っていただけだが、そうしたら子どもがことあるごとに「やばいやばい」とバカっぽくなってしまった。

端末自体が悪なのではなく、使い方次第だろう。うまく使ってコミュニケーションのきっかけや学びに役に立つのなら大いに使うべき。それに、たまにならしょうがない。ぐずった子どもと2人きりで、でもご飯作らないと誰が作るんだ!?ってなときもしょっちゅうある。キレイ事だけじゃすまない。

でも、常にスマホに子どもを預けてはいけない。そのいかにして子どもから離れて楽しようっていう考えが悪い。そして、うちはのびのびと育ててるのとか言ったりする。外でも平気で走り回らせてたりする。そんな親が嫌いだ。

そんなわけで、2人の子どもがいたおかげで、私は恐ろしくて自分の子どもにはスマホやタブレットを与えなかった。前述のとおり、一緒に操作する。その心がけのおかげか、私の子どもも今のところはよく話し、よく理解してくれる。まだ3歳になったばかりだが、前述のスマホマスターの4歳の子よりも言語能力は高いと思う。

また、言語能力だけではなく、創造力にも違いが出てくるだろう。

かたや電子端末はインプットが中心で、受け身型である。せいぜい、簡単な指の操作くらい。

それに対して積み木やパズルといったアナログな遊びは自分がやったことの結果が返ってくる。インプットとアウトプットの繰り返しである。これはまさに学習のあるべきサイクル。豪華なおもちゃなんてなくても一人で新しい遊びを生み出し始める。

そして視力にも良くないだろう。寝っ転がって観ていたりすると目と画面の距離が近くなっていく。端末を渡して放置していれば簡単に視力は落ちていくだろう。最近の子どもたちはスマホを使うからなのか、近眼率が昔に比べて高いらしいし。

さいごに

そんなわけで、大人も子どももスマホとは適度な距離を保って上手に使いたい。

偉そうにいったけど、うちも完璧じゃない。っていうか完璧な親なんていないんじゃない?そもそも完璧って何?って感じだし。きっとまともな親なら反省するところって必ず何かしらあるはず。ないって人は超人。スーパーマン。もう人間じゃない。

将来訪れるケータイいつ渡す問題は悩みそうだなー。早ければ小学生で持ってるとも聞くし、持ってないとイジメとかあるみたいだし。

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