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[日記]書いた文字が経年劣化しない多色ボールペンを探せ

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ピュアモルト 三菱鉛筆

低粘度で摩擦感なく滑らかにスラスラと書けるジェットストリームインクを使用しているピュアモルト(4色+シャーペンの多機能ボールペン)を愛用しています。

筆記具の中で一番好きなのはもちろん(?)万年筆ですが、ボールペンの乾きやインク汚れを気にしなくて良い手軽さは捨てがたく、更にコンパクトでたくさんの色が使える多色ボールペンは好きで万年筆を使うようになってからも使い続けています。

ピュアモルトは筆記具の中でも一番長い付き合いです。写真のとおり、塗装が剥がれてボロボロになっているところがまた年季を感じさせます。

 

それくらい使ってきたピュアモルトなのですが、ジェットストリームインクは書いてから劣化しやすく、書いてからしばらく時間が経つと文字がにじんできたり裏に抜けてきたりといったことが起こります。

とても気持ちよくかける反面、長期保存には向きません。

 

裏というよりもはや表なのでは?というくらいクッキリ裏抜けしています。

メモには良くても、残しておきたい日記やノートに使うのは避けたほうがよさそうです。

こうして劣化することを知ってからはジェットストリームはノートには使えなくなりました。

 

そしてよくよく考えると、他に持っているボールペンも低粘度インクのアクロボールを使用したボールペン(リッジ)だったり、そもそも保存向きでないフリクションであったり。

長期保管向きではなさそうなものばかりでジェットストリームと同じように劣化するのではないかと心配になってきて、劣化を気にせず安心して使える多色ボールペンを求めて調べた結果、条件に合致したのが『シャーボ X TS10』

 

私のボールペンに求める条件はこんな感じ。

  • 3色以上の多色ボールペン
  • グリップなどにゴムを使用していない
  • デザインが好き

基本的に長く使いたいボールペンは、最低でも3色、欲を言えば4色欲しいところ。単色ボールペンであれば万年筆のキャップレスの方を選んでしまうので、メインで使うボールペンで単色のものはなにか特別な機能がない限りは買うことはまずありません。

グリップにゴムを使用していると、長期間使用しているうちにゴムが劣化してベタついてきて使い物にならない状態になるのが大嫌いでゴムを使っていないことも絶対条件。安いものでコロコロと変えるよりも、ちょっと良いお値段でも同じものをずっと使い続けるほうが好きです。

 

インクの劣化について調べたところ、どうやら近年人気の低粘度で滑らかに書けるインクは劣化しやすいそう。

特にジェットストリームは顕著で、それ以外であればそれほどでもなさそうです。

たしかに今のところジェットストリーム以外は劣化していないので、それほど気にしなくてもよいのかも。

とは言え、残すと決めている日記・ノートに関しては安心して使いたいところ。

 

長期保存面で一番安心できるのが公文書に使えると謳っているもの。

しかし私が使用しているジェットストリームの替芯も公文書に使えることになっているので、もはや何を信じてよいのかわかりません。

 

ただ、一般的に染料インクよりも顔料インクのほうが耐光性、耐水性に優れるという点を踏まえると、これらは顔料インクの場合が多いので比較的安心できそうです。
油性・水性・ゲルインクの違いは何か(三菱UNI公式サイトより))

まとめるとこのあたりのボールペンが良さげ。

  • 水性ボールペン
  • ゲルインクボールペン
  • エマルジョンボールペン

 

エマルジョンはゼブラが開発した水性と油性の良いとこ取りで、書きやすく耐久性にも優れたインクだそうです。

先程あげたシャーボXはエマルジョンインクに対応しているので最有力候補なのです。

しかもデザインが大人っぽくカッコいい。

そんな訳でジェットストリームも今ある替芯を使い終えたらシャーボXを使うことになりそうです。

 

いろいろ調べつつ商品を探していたら楽しくて、やっぱり自分は筆記具が好きなんだなと改めて思いました。

この探してる時間がとても楽しい。

 

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