万年筆使い方

[日記]木軸万年筆を贈る日記への反響を受けて

前回の記事『[日記]父親が使い続けた木軸万年筆なんて絶対いらないことを知る』について、たくさんのご意見・ご感想をいただきました。ありがとうございます。

素敵・私なら嬉しいという声をいただく一方で、やはり止めておいたほうが良いというご意見も多くいただきました。

それらの内容を受けてのまとめ・感想です。

 

自身が使用した万年筆を贈る場合の注意点

結論まとめると、万年筆を贈る場合には・・・

  1. 木軸(自然素材)は避けたほうが良い
  2. 父娘という関係だと嫌悪されるリスクが高い

 

この2点のいずれかもしくは両方について引っかかる方が多かったようでした。

 

購入してから譲るまでに長年あるということで、私はあえて経年変化のある木軸を選びました。

金属軸や樹脂軸などと比べて年数の重み、そしてそこに価値があるように思えたからです。

しかし、それについては男性と女性での感性の違いがあることを教えていただきました。

 

男性が味があると思うものでも、女性からするとただの汚れでしかないということです。

この性別の違いによる感性の違いについては認識がなかったため、勉強になりました。

 

もう1点が父娘という関係性について。

父娘だからこそ嫌悪感が生まれる可能性が高いというご意見も複数いただきました。

祖父など少し離れていれば思わないことでも距離が近い父だからこそ嫌に思う可能性があるということ。

 

これについては子の年齢や親子での関係性も大きいと思っていて、譲るタイミングについては状況次第で遅らせるくらいに思っていましたが、私の思っていた以上に性別による関係性のリスクは高いものなのかもしれません。

 

私は今後どうするか?

ご意見・ご感想を頂いたうえで私がどうするか? ですが、特に何もいたしません。

無難で言えば金属軸・樹脂軸の別の万年筆を書い直して、それを新品のままで保管しておくのが一番なのだろうとは思います。

 

ただ、そもそもが私が選んでしまった時点で子ども本人が軸やペン先を気に入るかわからないというところ。

新品のままでずっと取っておいたとしても、もし万年筆の愛好家になっていれば、その好みが千差万別なので、新品だったとしても使われない可能性も高いです。

そして万年筆を使うようになっていなければそれまた使われない可能性が高いことになります。

そうなると、その万年筆は新品で置かれたまま誰にも使われないことになってしまいます。

 

それ自体に価値があるものであればまだしも、日常的な道具であれば使ってこそだと思っているため、新品のままで置いておくという選択肢は私の中ではありません。

 

このまま私が使い続けて、もし子がそれを欲しいと思ってもらえればラッキーくらいに思い、そうならなくとも私が使い倒した時点で道具としての役目は果たせているので、満足です。

受け取り手が他にもいなければそのまま私が墓場まで持っていきます。

そのスタンスのため、あえて樹脂軸・金属軸を買い直すということもしません。

 

ただ、渡し方についてはタイミングも含めて注意が必要だとは改めて思いました。

ブログではわかりやすくするために譲るタイミングを節目として入学や成人のタイミングをあげていましたが、その年齢で受け継ぐことに価値を見いだせるかは疑問です。実際私だったら困惑があるかもと思います。

今の自分も家族を持つような年齢になってからの方がそうしたありがたみを感じるように思います。

渡すときの話し方も難しいですね。話を切り出せないままになってしまうかもしれません。

 




最後に

前回の記事での「万年筆の魅力をわかっていないのでは」という表現は、煽るような良くない表現だったと反省しています。

当ブログの日記系の記事はPV数も少なく、これほどの反響があるとは思っていませんでした。

白黒つけたかったわけでもなかったため、もしご本人の方が記事をご覧になっていたら申し訳なく思います。

 

結果的に賛否どちらもご意見を集められたことについては良かったと思っています。

素敵というご感想や、実際に貰ったら嬉しいという若い女性の方からのご意見もいただきました。

子に万年筆を贈る1つの取組みとしてブログ記事を読んでくださった方の中から1人でも参考になれば嬉しいです。

 

前回の記事に対して10件以上コメントをいただきましたが、否定的なコメントでも1件も暴言のようなものはありませんでした。
昨日までに頂いたコメントについてはすべて公開済です。建設的なご意見ありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。

 

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POSTED COMMENT

  1. マール・ポッカートニー より:

    勉強になりますね!
    ギターにも「レリック」というエイジングを施したものがあります。
    これ、じつはグッとくるのが男性だけらしいですね。
    女性の感覚だと「中古じゃん!」とおもうらしいです。

    ただおれはこういうプレゼント、めちゃくちゃ素敵だとおもいます。

    ふだん父が使っていた万年筆。
    ご息女が節目を迎えたとき、
    「じつはこれ、○○ちゃんのものなんだよ」
    と言い「おめでとう」と手渡す瞬間、
    いままでの父との思い出が走馬灯のように頭脳を駆け巡るでしょう。
    ありがとう、お父さん。
    これからもよろしくね、お父さん。
    泣ける。
    ちなみにおれはドラクエ5でパパスの剣を手に入れてからは、どんなに強い武器が手に入ってもなかなか装備を換えない派です。

    親の教育で子どもの性格をコントロールできるとは思っていませんが、
    きっとたかぎしさんが常住、万年筆を使用なされているので、
    ご息女も興味がうつっているだろうし、うれしいとおもいます。

    たかぎしさんは、その万年筆を使うたびにきっと娘さんを想うのでしょう。
    そんな想いがこもったプレゼント、宝物にならないわけがないです。

    素敵なプレゼントです。生まれ変わったらたかぎしさんの娘になりたい。

    • たかぎし より:

      >マール・ポッカートニーさん
      ギターも同じなんですね~!
      やっぱり男性と女性で感性が違うんですね。

      マールさんの文章すごいですね。情景が浮かんできます。
      少し落ち込んでいたところで、とても励まされました。ありがとうございます。

      失礼ですが、もしや・・・ゆあさよさんでは・・・?
      文調がゆあさよさんというブロガーの方に似ているところがあるように思えたのと、
      音楽好きという共通点だけなので、勘違いだったらすみません。

      • マール・ポッカートニー より:

        ふはは、ノーコメントです。
        ノーコメントとコメントを書くのは撞着っぽいですが、
        ノーコメントです。

        ※コメント欄で遊んですみません。サイトを汚してしまうようであれば消してください。

        • たかぎし より:

          ノーコメント!!

          ノーコメント! 残念です。

          「ど、どうかお名前だけでも!」

          「名乗るほどのもんじゃないさ」と颯爽と去っていくゆあさよさんが目に浮かぶようです。(しつこい)

  2. かなえ より:

    贈り主の選んだ理由がしっかりしていれば何でもありなんだと思います。
    おくられた方がどう思うかどう使うかは今後のお子さんとの関係が大きいでしょう
    父の遺品の万年筆を愛用していますが、初めての万年筆は一緒に店に行って試し書きしたことを覚えてます。
    わざわざ買い直されたのはお子さんに手もお金もかかる時期に買うことを承認して下さったパートナー様が凄いと思います。

    ツイッターにあった幼い子がうつぶせでペンを握っている写真に寒気がしたとの書き込みからたどり着きました。
    まだまだ事故が心配される時期です。お子様の健やかな成長を願います。

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