万年筆本体

【万年筆初心者向け】万年筆の選び方のまとめ

「万年筆を使ってみたいけど、どうやって選べば良いの?」

「万年筆はやっぱり高いものじゃないとダメなの?」

と万年筆に興味はあるけど、どれにしたら良いのか悩む方のためにまとめました。

 

私も初めて万年筆を買うときには商品による違いがよくわからないし、一般的な筆記具に比べて値段が高くて失敗が怖いので、買うまでにはかなり調べました。

私の経験から万年筆の選び方のポイントをまとめたので参考にしていただけたら嬉しいです。

初心者のかた向けの万年筆の選び方のポイント

万年筆

万年筆のペン先の種類(字幅)で選ぶ

万年筆の字幅はペン先によって決まるので、ボールペンの替え芯のように字幅をあとで変えることはできません

ペン先の調整によって変えることもできますが、基本は買った万年筆のペン先によりますし、太くする方は難しいです。

 

したがってペン先は万年筆の用途や好みによって選ぶ必要があります。

といっても最初は好みとかないと思うので気楽に選べばよいかと思います

万年筆の代表的なペン先の種類

代表的なペン先の種類は以下の通りです。

  • EF(極細):手帳など細かい字を書きたいときに
  • F(細字):普段使いに
  • M(中字):万年筆の書き味を楽しみたいときに
  • B(太字):宛名書きなどに

ペン先の選び方の目安

一般的に太いほど万年筆特有のぬらぬらとした書き味を楽しめるので、

普段使いしたい場合はF(細字)以下

万年筆の書き味をより楽しみたい場合はM(中字)以上

がオススメです。

 

迷ったら個人的にはM(中字)がおすすめです。

理由としては万年筆の滑らかな書き味やインクの濃淡を楽しみやすいためです。

 

B(太字)以上にするとぬらぬらで濃淡も更に良く出るので楽しいのですが、ペン先の当たりのポイントが狭くて書ける角度が限られがちです。

角度が合わないと扱いにくいので、最初は避けたほうが良いかもしれません。

日本メーカーと海外メーカーでは同じペン先でも違いがある

日本のメーカーと海外のメーカーでは同じペン種でも字幅が異なるので注意してください

日本語は画数が多く細かさが必要なため、日本メーカーの方が比較的細い傾向にあります。

感覚的には日本のFと海外のEFが同じ(1段階の違い)です。
※ブランドによっても異なります

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万年筆のペン先の素材で選ぶ

万年筆のペン先は大きく分けて、

金が使われている通称『金ペン』

金が使われておらず、ステンレスなどの金属でできた通称『鉄ペン』

の2種類です。

 

一般的には鉄ペンが堅く、金ペンが柔らかいと言われていますが、鉄ペンでも柔らかいものはありますし、金ペンで堅いものもあります。

初心者の方に扱いやすいのは『鉄ペン』

筆圧を必要とするボールペンなどとは違い、万年筆は筆圧を必要とせず、寝かせて書く筆記具です。

筆圧に対して強い『鉄ペン』は万年筆に慣れるのにうってつけです。

しかも『鉄ペン』の方が『金ペン』よりも安いというメリットもあります。

万年筆に慣れた方でも殴り書きするのに書き方を意識せずとも扱いやすい『鉄ペン』の方が好きという方もいます。

万年筆をより楽しみたいなら『金ペン』

万年筆特有のフワフワとして滑らかな書き心地を味わいたい場合は『金ペン』の方がオススメです。

私も最初は『鉄ペン』から入りましたが、万年筆の書き味の魅力にとりつかれてから今使用している万年筆はほとんどが『金ペン』の方です。

ただし『金ペン』は『鉄ペン』と比べて持ち方・書き方に注意が必要です。

持ち方に注意が必要と言っても筆圧をかけないという特性を念頭にしておけば、そこまで神経質にならずとも大丈夫かと思います。

 

万年筆の持ち方について気になる方はコチラの記事に詳しく書いているので参考にしてみてください。

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万年筆のブランドで選ぶ

万年筆を販売しているブランドはたくさんあります。

特定の気になるブランドがある方はそのブランドの万年筆から選ぶのも良いと思いますが、特になければ日本の誇る万年筆3大ブランド(パイロット・プラチナ・セーラー)がおすすめです。

日本万年筆3大ブランドがおすすめな理由

万年筆はボールペンなどと異なり、個体差が大きいので同じ商品でも実際に書いてみると字幅や書き味が全然異なります。

自分に合う一本を探すという意味では楽しい特徴ではあるのですが、まだ万年筆の持ち方に慣れていなかったり、自分の好みが確立されていない場合は困ってしまいます。

その点国内メーカーの万年筆は品質が安定していてこの個体差が比較的小さいので初心者の方には特にオススメです。

特にその中でもパイロットは一番品質が高く安定していると言われています

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初心者にオススメの万年筆

万年筆

使いこなせるか不安な方にオススメの万年筆

万年筆は使ってみたいけれど、使いこなせるか心配という方には『鉄ペン』の万年筆がオススメです。

万年筆初心者にはパイロットのコクーンがオススメ

パイロットの『コクーン』はオシャレでカラーバリエーションもあって定価3000円(税抜き)と買い求めやすい値段でオススメです

見た目だけでなく、書き心地も良いです。

パイロットは1000円のカクノが有名ですが、コクーンのほうが軸に適度な重さがあって書きやすさが段違いに良いです。

私もこのコクーンから万年筆の世界にハマりました。

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コチラの3点ですぐに万年筆を使えます。

 

その他のオススメの万年筆

コクーンを含む、オススメの鉄ペンについてはコチラにまとめています。

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万年筆ならではの書き味を楽しんでみたい方

やっぱり買うからには万年筆ならではの滑らかな書き味を楽しんでみたいという方には金ペンの万年筆がオススメです。

コチラで紹介しているのは金ペンのエントリーモデルとして実売価格7000円前後と比較的手頃でお求めやすく、それでいて金ペンの良さが味わえるオススメの万年筆です。

カスタム74 / パイロット

パイロットの『カスタム74』は書きやすく、色々な万年筆を試したものの結局はコレが一番と戻ってくる人も多い名作です。

ペン先が11種類もあって迷ってしまうかもしれませんが、先ほどの選び方を参考にしてみてください。

#3776センチュリー / プラチナ

プラチナの『センチュリー』は長く使わなくても万年筆のインクが乾きにくく手入れの手間が少なくなるので初心者にオススメです。

書き味も良く安定しているところもオススメの理由のひとつです。

さきほどの『カスタム74』と比べると硬めの書き味です。

それ以外におすすめの金ペン

そのほかオススメの金ペンについてはコチラにまとめています。

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初めての1本におすすめの万年筆のまとめ

万年筆

万年筆の選び方やおすすめの万年筆について書いてきましたが、とりあえず色々試してみてしっくりきたものが一番です。

万人に最高の万年筆というものは存在しません。

万年筆は相性です。

ペンの持ち方や手の大きさ、好みなどで合う万年筆は全く変わってきます。

 

ただ、最初は好みがよくわからないと思うので、とりあえず安価でも高品質で安心の日本3大ブランドの万年筆を選んでおくと良いかと思います。

1本目、2本目などで万年筆に慣れていくと、もうちょっとこういう万年筆が良いなという欲が出てきます。

そうしたときに値段の高い万年筆にチャレンジするのが良いのではないかなーと思います!

 

これから万年筆を買いたい人や万年筆初心者の方向けに万年筆のことを書いています。良かったら参考にしてみてください。

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