気づけばもう12月。
私もそろそろ年賀状を準備する時期になりました。
万年筆を愛用していると、やはり年賀状にも万年筆を使いたいもの。
年賀状には『極黒』がおすすめ

年賀状にはインク選びが大事なポイントです。
インクによってにじみやすさや耐水性が大きく異なるため。
書いた文字がにじんでしまったり、配達の際に雨などに濡れてしまってせっかく書いた文字が水に流れてしまったりしては困ります。
そんな年賀状や手紙などに最適な『極黒(きわぐろ)』を年賀状のために購入しました。
『極黒』は耐水性があり、にじみにくくてまさに年賀状などハガキや手紙の宛名にピッタリなのです。
『極黒』の注意点は乾き
『極黒』には良い面だけでなく注意点もあります。
耐水性があるということは水に溶けにくいということ。乾いてしまうと水ではなかなか落とせません。
インクを入れたら万年筆内部でインクが乾かないように早めに使い切る必要があります。
長期間使わないときには決して放置せず洗浄してください。
この点を忘れずにいていただければあまり心配せずとも使えます。
『極黒』以外にも『蒼墨』『青墨』がおすすめ!
『極黒』と同じシリーズの『蒼墨(そうぼく)』『青墨(せいぼく)』も青系の色違いでおすすめです。
2色を比較すると『蒼墨』のほうが明るみがおさえられているので、用途を選ばず使いやすいかもしれません。
『極黒』『蒼墨』『青墨』は顔料インクという種類です。
顔料インクは先程あげた『乾きに注意』という点がありますが、一般によく売られている染料インクと比較して『耐水性に優れる』特徴があります。
おすすめの顔料インクはこちらの記事にも書いていますので、気になった方は読んでみてください。
インクの種類などその他万年筆のインクについてはこんな記事も書いていますので、良かったらこちらもどうぞ!